ティーズシステム断熱グレード<T’S G3> UA値=0.26W/㎡K

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ティーズシステム<T’S-G3> UA値0.26W/㎡K

断熱材を基礎の外側・柱(耐力壁)の外側・屋根と隙間なく施工し、家を外側からすっぽり覆う外断熱工法「ティーズシステム」には、断熱性能のグレードが3つあります。UA値0.46W/㎡KのT’S-G1、UA値0.34W/㎡KのT’S-G2、UA値0.26W/㎡KのT’S-G3をラインナップ。断熱性能の高さは冷暖房にかかるランニングコストと反比例します。

2025年、断熱性能「等級4」義務化

住宅の断熱性能は、これまで「平成28年省エネ基準」である等級4が最高グレードでした。2050年のカーボンニュートラルを実現するために住宅の断熱性能強化が必須となり2022年に等級5・6・7が新設されました。2025年度以降は全ての新築住宅は等級4以上が義務化されることが決まっており、2030年には断熱等級5が義務化される予定です。生活スタイルに合わせて住宅の断熱性能を選ぶ時代がそこまで来ています。

 

  等級3 等級4 等級5 等級6 等級7
4地域 1.25 0.75 0.60 0.34 0.23
5地域 1.54 0.87 0.60 0.46 0.26

※5地域:仙台市、多賀城市、山元町   ※3地域:七ヶ宿町  ※4地域:3地域、5地域以外の宮城県内の市区町村

<T’S-G3>の断熱性能

起床時の室温(連続運転・間欠運転)

ティーズシステム<T’S-G3>の断熱性能はUA値0.26W/㎡K、れは5地域の「等級7」に相当します。断熱性能のレベルを「一般的な住宅」(「等級4」)と比較しました。「一般的な住宅」は一般的な暖房方法の間欠運転で、<T’S-G3>の暖房器具は24時間暖房し続ける連続運転でシミュレーションしたところ、就寝時に暖房をOFFにする「一般的な住宅」は明け方の室温は9.8℃まで下がりました。一方<T’S-G3>は暖房し続けているため20℃をキープし起床時に寒さのストレスがありませんでした。光熱費で比較すると、連続運転の<T’S-G3>は「一般的な住宅より」約8.3万円/年削減できます。このように断熱・気密性を高めると熱ロスが減り、寒さ知らずの快適な暮らしを省エネで手に入れることが出来ます。なお連続運転の「一般的な住宅」とは約11.5万円/年、20年で230万円の差です。このシミュレーションの換気システムは第三種換気システムで計算しており、第一種換気システム(熱交換型)の場合この差はさらに開きます。

光熱費の比較(連続運転・間欠運転)

光熱費の比較(連続運転・連続運転)

ホームズ君「省エネ診断エキスパート」によりシミュレーション

<T’S-G3>の断熱仕様

ティーズシステム<T’S-G3>の断熱仕様は、断熱材を基礎の内外に、外壁は躯体の外側と壁体内に付加断熱を、屋根は垂木間若しくは天井に施工します。そして窓にはアルゴンガス入りLow-Eトリプルガラスの樹脂サッシ、玄関ドアは熱貫流率1.00W/㎡Kを標準仕様としました。

オーダーメイドの注文住宅は、間取りや窓の配置、建物の形状が異なるため外皮計算の結果によっては必要な断熱性能をクリアするために標準の断熱仕様とは異なることがあります。

断熱材(小屋・壁・基礎)

断熱材(屋根垂木間)

樹脂サッシLow-E複層ガラス

断熱玄関ドア

<T’S-G3>の計画換気システム

住宅の気密性が高くなると、空気の出入り口を特定することができ、家の中を計画的に換気することができます。ティーズシステムの家は気密性が高く、床下から小屋裏まで空気の澱みをつくりません。なおティーズシステム<T’S-G3>の熱負荷(損失)全体における第三種換気システムの割合は5割に達することから第一種換気システムを標準仕様としています。第一種換気方式とは、給気・排気共に機械で行う換気手法です。第一種換気システムの中でも熱交換型の換気システムは、排気される室内の空気から熱を回収して給気される新鮮な外気に熱を移します。能力別に「顕熱交換式」と「全熱交換式」の2種類があります。「顕熱交換式」は熱だけを回収交換し臭いや湿気は回収せず、「全熱交換式」は湿気も交換します。夏は外気を除湿して取り込むため冷房の負荷を軽減し、冬は外気に熱と湿気を移して取り込むため室内の過乾燥を防いでくれます。

ティーズシステム<T’S-G3>

冬の暖房負荷(収支)